Win10 全画面表示でタスクバーが残るときはWinキーを2度押す
Windows10では、ソフトを全画面表示にした際にタスクバーが前面に残ってしまう現象がたまに発生します。
対処
一度スタートメニューを開き、閉じる
(エクスプローラの再起動はおすすめしません。サードパーティ製ソフトのトレイアイコンの多くが消えてしまいます。)
原因
スタートメニューが正しく閉じられていない
Windows10のスタートメニューは
- スタートメニュー
- Micorsoft Store
- Cortana
- (スタートメニュー隣の)検索
と結びついているため従来のものより動作が重くなっています。
上の画像をよく見ると虫眼鏡アイコンの部分が少し薄くなっています。これは検索ウィンドウが閉じられていないためです。スタートメニューを一度開いてから再び閉じる処理をしてやることで背面に移動します。
PowerShellでファイル属性操作
- 「読み取り専用」や「隠しファイル」の設定
Set-ItemProperty
は使わないほうが楽- 属性の実体は数値。ビット演算で求める
- 文字でキャストする方法もある
- attrib.exe を使ったほうが簡単
属性の取得
$item = gi .\file.txt $item.Attributes # Archive [int]$item.Attributes #32
属性の設定
入力補完が効くけど長い
$item.Attributes = [System.IO.FileAttributes]::Hidden -bor [System.IO.FileAttributes]::Archive
短いけど入力補完が無い
$item.Attributes = "Hidden, System, Archive" $item.Attributes = @("Hidden", "System", "Archive")
属性の追加と削除
bor/bxor = binary + or/xor でビット演算
Hiddenを追加
$item.Attributes = $item.Attributes, "Hidden" $item.Attributes = $item.Attributes -bor "Hidden" $item.Attributes = $item.Attributes -bor [System.IO.FileAttributes]::Hidden
Hiddenを削除
$item.Attributes = $item.Attributes -bxor "Hidden"
Chocolatey と PackageManagement(OneGet)
Chocolateyを使う方法は2つあります。
- Chocolateyから
choco install 7zip
- PackageManagementから
install-package -name 7zip -ProviderName ChocolateyGet
2番目の方法がややこしく、Chocolateyではなく ChocolateyGet を使います。
続きを読むWindows10 環境変数PATHの設定が「テキストの編集」モードになってしまう問題
Windows10ではPATHの設定がリスト形式になっていて視認性が上がっています。
しかしこれが従来の「テキストの編集」モードになってしまうことがあります。
原因
%USERPROFILE%
以外の変数が連続して使われるとリスト形式での編集ができなくなるようです。
リスト形式になるか | パス |
---|---|
✅ | %USERPROFILE%;%USERPROFILE%; |
✅ | %USERPROFILE%;%LOCALAPPDATA%; |
✅ | %LOCALAPPDATA%;%USERPROFILE%; |
❌ | %LOCALAPPDATA%;%LOCALAPPDATA%; |
✅ | %LOCALAPPDATA%;%USERPROFILE%\;%LOCALAPPDATA%; 変数が連続しなければ可 |
✅ | %LOCALAPPDATA%;C:\;%LOCALAPPDATA%; |
❌ | %LOCALAPPDATA%;%HOMEDRIVE%;%LOCALAPPDATA%; |
❌ | %homedrive%%homepath%;%homedrive%%homepath%; |
%USERPROFILE%
のみを使うようにするのが無難なようです。